日々の診察の際でも、子供の病気のこと、治療のことを分かりやすく丁寧にご説明するよう心がけております。ですが、時間的な制約もありどうしても十分なものではないかもしれないという不安は拭いきれません。「あれも聞きたかった」「聞きたかったけど、忘れてしまった」「もう少し詳しく知りたかった」など、思われていないでしょうか…。
そこで、おの小児科ではオリジナルの説明用紙、四コマ漫画、人体の模型などを使って可能な限り分かりやすくご説明するようにしています。
説明用紙や漫画はお持ち帰り頂き、ご自宅でもご覧頂けます。また、メーカーが作成した病気の説明パンフレットも数多くご用意しています。
子供たちの体の中で何が起こっているのか、どんな治療をしているのか、是非知って頂きたいと思っています。
また、現在発売中の書籍『子どもが体調悪いとき、どうしたらいいの? 』でも、急な熱、鼻水と咳、嘔吐下痢など、症状別にホームケアの方法や可能性のある病気をわかりやすく解説しています。
こちらもぜひ参考にされて下さい。
◆ 症状別のホームケア、可能性のある病気について
発熱
熱が出たら脳障害が出ると思っていませんか?熱さましを入れたら熱は下がると思っていませんか?熱が出たらすぐ肺炎が心配ではありませんか? 子供が熱を出すと、脳にダメージが出るのでは・・
40度になんかなってしまうと余計不安になってしまいますね。
でも、心配しないでください。風邪などのお熱で脳にダメージが出ることはありませんよ。
熱さましの座薬でも 熱が下がらない・・これも比較的よくあることですね。
子供はちょっとしたことで直ぐに熱が出ますね。ご存知の通り熱はからだを守る反応ですので、それ自体は悪いことではありません。 熱が出たとき、熱と他にどんな症状があるか?が大切。熱だけで機嫌が良い、熱があるけどぼちぼち遊んでいる、などの場合は急を要さないことが多いですね。
お子様が発熱したとき、どうか焦らないで、パニックにならないで!(^^)!
勿論、ご不安な際はお越しください。直接ご説明しますね。
鼻水
咳
咳はウイルスやばい菌、ハウスダストなどを体から出す反応、それ自体は問題ありません。何でもそうですが、程度の問題ですね。咳がひどければ治療が必要になりますよ。
咳が長引いていませんんか?
毎回、風邪薬をもらって飲ませていてもなかなか治らない。。。そんなことありませんか?咳の原因は風邪だけではありません。長引く咳、喘息、肺炎、副鼻腔炎・・・色々とあります。「気管が弱いね」って言われてるだけで終わってませんか??
是非、ご相談ください。
ゼーゼー
嘔吐
下痢
腹痛
発疹
クループ症候群
溶蓮菌